パリ美術館巡り・レンヌからモンサンミッシェルへ・ロワール古城・ファーブル博物館・モナコ

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現地7日目 アビニヨン アルル(アビニヨン泊)

6泊したホテルを早朝にチェックアウトしてパリリヨン駅からTGVに乗り込みました。約2時間半でアビニヨンに到着。ホテルに荷物を預けてからアルルに向かいました。急行で約20分の行程です。

円形闘技場の外周を周ってから、ゴッホゆかりの場所を訪ねました。ゴッホが療養し絵にも残した「エスパース・ヴァン・ゴッホ」「夜のカフェテラス」に描かれたカフェを巡り、感慨も一入でした。

再びアビニヨンに戻って、街を一周しました。教皇宮殿や歌に歌われる「サン・ベネゼ橋」、旧市街を囲む城壁も歴史を感じさせるものでした。

この日は少し強行軍で疲れました。

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現地6日目 ロワール渓谷 憧れの古城へ(パリ泊)

ロワール渓谷に沿って100以上の古城があるといわれているそうですが、鉄道で周るには不便なところも多く、今回は二つ周ることになりました。コースはアンボワーズ城からクロ・リュセへ、最後にシュノンソー城へ。

アンボワーズ城は11世紀に築城以来なんどかの改修を経て現在に至っているということです。16世紀にはレオナルド・ダ・ヴィンチが王の客として招かれ、近くのクロ・リュセで暮らしたといいます。そして彼は死後城内の教会に埋葬されたそうです。

アンボワーズ城から10分ほど歩くとレオナルド・ダ・ヴィンチの居城クロ・リュセがあります。ここは彼が研究した成果が展示されていて子供達の学習の場所にもなっているようでした。 

       

  

ロワール川支流のシェール川をまたぐようにして建つシュノンソー城。16世紀の築城以来6人の城主が皆女性というところからから「6人の貴婦人達の城」と呼ばれているそうです。

アンリ2世が愛妾のディアーヌ・ド・ポアチエに贈ったこの城を夫の死後愛妾から取り上げた正妻のカトリーヌ・ド・メディシス。この城を舞台に繰り広げられた愛憎劇も遠い昔のこととなって、今は沢山の観光客でにぎわっています。

カトリーヌのベッドは赤、ディアーヌのベッドは青で共に天蓋つきの優美なものでした。

ここを訪れた日、庭園でウエディングドレスの花嫁が大勢いました。傍によってみると花婿も花嫁も全員チャイニーズでした。想像するところ中国の富裕層の子弟の集団結婚式ツアーではないかと。古城を背景にしてのウエディングは素的ですが、集団ではどんなものなのでしょうか。

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現地5日目 モンサンミッシェル(パリ泊)

パリモンパルナスからTGVでレンヌへ、約2時間の行程です。レンヌ駅前でバスに乗り込み約1時間でモンサンミッシェル着。岩山にそそり立つモンサンミッシェルの周囲には広大な砂州が広がっていました。

ゲートを入ると細い参道の両側に昔は巡礼者用で現在は観光客相手のお土産屋さんがびっしりと建ち並んでいました。京都の清水寺の参道のような感じです。道幅はもっと狭く傾斜も急です。

石の階段を登りつめると修道院の内部へ。中庭を囲む回廊の柱の装飾に、この岩山に建った無骨な建物の中での数少ない柔らかさを感じました。

帰りのバスの窓越しに撮ったモンサンミッシェル全景です。

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現地4日目 エトルタの岸壁 ルーアン大聖堂(パリ泊)

最初からつまずいた日でした。パリサンラザールの駅でレイルパスのバリデートにパスポートが必要と言われてあわてました。今までに何度かレイルパスのバリデートをしましたが、そういうことはありませんでした。二人ともパスポートはホテルの金庫にしまったまま。とりに戻って約2時間のロス。

エトルタへの最寄の駅プレオテ・ブーズヴィルで下車、バスのはずでしたがバス停は見当たりません。人影も余りない田舎の駅で途方に暮れました。通りかかったおじさんに訪ねましたが知らないと言ってるようです。仕方がないのでたった一人それも常駐ではないらしく鍵をかけてどこかに行こうとしていた駅員に、タクシーを呼んでもらいました。

そのタクシーがなかなかやって来ません。二人で田舎の駅の縁石に座って30分以上待ちました。流石に少し心細くなった頃やっときたタクシーでエトルダへ。40分ほどで到着しました。

そこは賑やかな観光地で人も多く、みんな一体どこからやってきたのかと思いました。そういえば、帰りに乗ったバスは知らない駅に運んでくれました。

明るい陽光のこの美しい風景は、コローやモネなどの画家やモーパッサンなどに愛されたということです。

帰途ジヴェルニーのモネの家に行く予定でしたが、朝のアクシデントで時間をロスしたため無理になりました。通過するルーアンでモネの「ルーアン大聖堂」に描かれた実物を見ようということになり途中下車。夕闇が迫り来る中辿り着きました。

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現地3日目 クリニャンクール蚤の市・ポンピドーセンター・シテ島コンシェルジュリー(パリ泊)

早起きして地下鉄でクリニャンクールへ。テント張りの露天がぎっしり並ぶ一角を通り抜けると通りの片側は常設の店、片側は露天が300メートルくらい並んでいます。細々した骨董などを期待しましたが、多くは衣料品です。アクセサリーなどもありました。購買意欲をそそられるものは余り見当たらず少々拍子抜けでした。中に数軒珍しい水パイプのお店がありました。

帰途建築中のビルのような外観のポンピドーセンターへ。中の美術館は規模は大きくないがピカソやマチスの作品が並びます。ポンピドゥーセンターの展望台からパリの街を一望しました。右に見えるのはモンマルトルの丘です。

13世紀にルイ9世によって建てられサント・シャペルのステンドグラスはパリ最古のものであり、ステンドグラスの傑作といわれるそうです。一面のステンドグラスを通して入る光は幻想的な雰囲気を醸し出し、みな息を飲んで見つめていました。

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