薔薇はその花の形、花弁の艶、香り、華やかな雰囲気から花のクィーンと言えるのではないでしょうか。蕾が開き始める時に花弁が作るスパイラルの美しさには心を奪われます。

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トイ・トイ・トイ! 元気が出ます

昨年春の終わりに仲間入りした新しい薔薇「Toi Toi Toi!」

2014年作出の薔薇なので生まれてからまだ数年です。赤と黄色の絞りで咲き始め咲き進むと黄色は白に変わっていきます。花径8cm程度の小ぶりの花が房になって咲くととても賑やかです。

「トイ・トイ・トイ」はドイツ語で、うまくいきますようにというような意味のおまじないの言葉だそうです。

2014 ドイツ コルデス

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堂々 アンドレ・ル・ノートル

今年の春の終わりに数本の新苗を入れましたが、そのうちの一つ「アンドレ・ル・ノートル」が開花しました。

蕾は柔らかなサーモンピンク、底がいくらか杏色がかっています。

開きかかると濃厚な香りと共にピンクが濃くなりました。

爽やかな秋空の下満開になり、中心の杏色が濃くなってその花径は10cm以上に及ぶ堂々としたハイブリッドティーです。分類は半剣弁ロゼット咲きでいくらかアンティークタッチに見えます。

アンドレ・ル・ノートルとは17世紀のフランスの造園家で、かのヴェルサイユ宮殿の設計者として知られています。

アンドレ・ル・ノートルが設計した庭といえば、2009年に訪れたスエーデンのドロットニングホルム宮殿を思い出します。

2001年 フランス メイアン

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可憐 ロザリーラモリエール

「ベルサイユのバラ」の登場人物で、貧しい生活の中でも愛らしく優しく逞しく生きた「ロザリー・ラ・モリエール」、この薔薇はベルサイユの薔薇シリーズの一つです。

花径は6~7cm程度株はコンパクトなので鉢で育ててみました。

春の芽出しの頃葉は薄い緑で小さめいかにも新葉らしく初々しい感じでした。葉の緑が濃くなると株一杯に蕾をつけて次々に開花します。

花色は薄めのピンクにややクリームといったところでしょうか。色も花のつき方もネーミングの女性のイメージをよく体現している感じです。

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まさに薔薇 女王のごとく 

色々の薔薇を育ててきましたがそれぞれに良さがあります。しかし何と言ってもハイブリッドティーの整った花形に魅了されます。

モダンローズ(現代バラ)の主な系統の一つ。「HT」と略記される。ハイブリッド・パーペチュアルとティーローズの交配から生まれたのでハイブリッドティーと呼ぶ。四季咲き性大型の花を一枝単花でつける。

その中で最も薔薇らしいと感じるのはやはり「赤い薔薇」です。

この「ベルサイユの薔薇」は「ベルサイユのばら」の作者池田理代子さんの監修のもとフランスのメイアン社が作出したベルサイユの薔薇シリーズのひとつです。

やや黒味を帯びたつややかな真紅の大輪はどこか妖しい魅力で見る人に迫ってきます。

2012年 フランス メイアン社

 

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枝一杯の花 ジャニーン

最近作出されてまだ余り出回っていない薔薇で、暮れに大苗購入の予約をしてから入手しました。もちろん花を見るのは初めてです。フロリバンダローズで中輪ですが、花形は端正で見ていて飽きません。

フロリバンダとは モダンローズ(現代バラ)の主な系統の一つ。アメリカで名付けられた系統名で「花束」を意味しています。ハイブリッドティ・ローズと花付き、耐寒性の良いポリアンサ・ローズの交配により誕生し、四季咲き中輪種と呼ばれることもあります。

樹高は80センチメートル程度ながら横に枝を張り枝一杯の蕾です。咲きそろえば見事だと思います。そして嫌味のない甘い香りが漂いこれも大きな魅力です。

2013年 イギリス ハークネス社

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