薔薇はその花の形、花弁の艶、香り、華やかな雰囲気から花のクィーンと言えるのではないでしょうか。蕾が開き始める時に花弁が作るスパイラルの美しさには心を奪われます。

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少女のようなパレード

デヴィッド・オースチンがイングリッシュローズ作出の際にこの薔薇を使ったということをどこかで読みました。枝が細くてちょっとうなだれて咲く様子は、恥ずかしがっている少女のようです。しかしシュートの発生は旺盛で冬も落葉せず性質は強健です。ただ黒点病に弱くて消毒が欠かせません。

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花弁の色合いが楽しい  ラヴ

蕾から咲き始めるときの花弁の色合いは微妙で大変美しい。花弁は表は真紅、裏はピンクがかった白。整った剣弁高芯の花形はいつまで見ていても飽きません。丈夫でシュートの発生が多く、やや細い枝に繰り返し花をつけます。

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毎年沢山の花が・・・羽衣

うちで3番目に古いクライミングローズです。植えてからもう20年を超えました。1番はアンクルウォルターでしたが、リフォームの際の移植に失敗して見慣れた紅色の剣弁高芯の花が見られなくなってはや4年。次に古いのはつるコンフィダンスで、これもリフォームの際痛めつけられましたが、それでも何とか生き残って花数は少なくなったものの健在です。この羽衣は条件の良い場所に植えたのですこぶる元気、毎年100以上の花をつけます。 香りはほとんんどありませんが、剣弁高芯、純ピンクで明るい雰囲気の花です。

   
     
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艶のある葉も美しいテレトン

フランス デルバール社の薔薇です。花は咲き始めはレモンイエロー、咲き進むに連れてアプリコットイエローに変化していきます。小ぶりの株ですが、次から次へと花をつけていきます。薔薇の花はどんな種類でもそれぞれみな美しいですが、この薔薇は葉にも艶があってうちの庭の優等生です。

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ドラマチックな命名 ダム・ドゥ・シュノンソー

フランスのロワール渓谷に多くの古城があります。その中に、16世紀に築かれて以来城主が全て女性だったいう古城があります。アンリ二世が愛人ディアーヌ・ド・ポアチエに贈ったこの城を、彼の死後正妻カトリーヌ・ド・メディシスが彼女から取り上げたという、大変人間臭いお話が伝えられているシュノンソー城。

「シュノンソー城の貴婦人」という名のこの薔薇、貴婦人達が身に着けていたシルクの風合いを感じさせます。 夏の花だからか色は思ったよりも薄いながら、香りは濃厚で秋の花を期待させます。

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