庭を美しく彩る草花は移りゆく季節を感じさせます。開いた花を見るときはもちろん、そうでなくても、様々な形や色や葉を持つ彼女達が咲いた時の庭を想像しつつの作業も大きな楽しみです。

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季節が巡って

猛暑の夏も涼風が立つ頃には何だか懐かしくなるのはおかしなものです。

庭の草むしりでもしようかという気持ちにもなり、隅の方に行ってみると微かな香りがします。

銀木犀の花がひっそりと咲いています。

オレンジ色の花で強い香りがする金木犀とはやや趣を異にしている銀木犀。花はクリーム色で花数は少なく香りも仄かです。金木犀は実はこの地味な銀木犀の変種だというのはちょっとした驚きです。

そして花の傍で幾つかのせみの抜け殻を発見しました。この殻の主はもう命を落としていることでしょう。植物も動物も自然の中で季節の流れに従っているのだと感じます。

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リナリア この恋に気づいて

春爛漫の日々花壇も賑やかになってきました。その中で小さい花ながら群生するとヴォリュームがでてなかなかの存在感の「リナリア」

昨年ワイルドフラワーの種から発芽して育ったのはたった1株でしたが、今年は数株植えてみました。細い茎に小さな花はたおやかな印象ですが、なかなかどうして風で倒てもすぐに起き上がって長い期間咲き続けてくれます。

因みに花言葉は「この恋に気づいて」だそうです。まだ女性としては洗練されていない少女が好きな人をじっと見つめているといったイメージが花と重なります。

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ピンクと白のグラデーション アンジェリケ

2002年 チューリップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した「アンジェリケ」

数年前にその存在を知り、ボリュームのある花姿と優しいピンクの色合いに惹かれて植えました。

普通のチューリップよりやや遅く咲き始めます。庭植えよりも早く咲いた鉢植えのアンジェリケです。蕾のうちはほぼ白く、咲き始めはうっすらピンク、先進むに従って濃いピンクへと変化するのも楽しいです。花は八重で豪華ですが草姿は小ぶりで程よくまとまっています。

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丈夫で長持ち 水仙

十杷一絡げに水仙と言っても実は沢山の種類があるそうです。手入れもせず庭の片隅で咲くこの水仙はラッパ咲き水仙キングアルフレッドのようです。

ラッパ咲きスイセンは1茎1花で、副花冠の長さが花被片と同じかそれよりも長いものをいい、通常ナルキッススと呼ばれるスイセンに対しラッパスイセンはダファデイルと呼ばれていたり、復活祭前のレントのころ咲くのでレントリリーと呼ばれたりします。

下の白い水仙は花弁の形と副花冠の形状が微妙に違うように見えます。

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梅一輪

花の少ない冬の庭で仄かな香りと共に春の訪れを告げる最初の花。

ここには何度かアップしていますが、咲くとうれしくなってまたまたアップです。木の上に咲く花の撮影はどうしても仰ぎ見る体勢になりますが、そうなると逆光でうまくありません。椅子などに乗り花と水平の位置にカメラを構えて頑張りました。

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