庭を美しく彩る草花は移りゆく季節を感じさせます。開いた花を見るときはもちろん、そうでなくても、様々な形や色や葉を持つ彼女達が咲いた時の庭を想像しつつの作業も大きな楽しみです。

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小さな釣り鐘 風鈴草

昨秋「カンパニュラ」のタグをつけた苗2株をかなり大きな鉢に植え込みました。以前地植えして相当大きくなることが予想されました。

冬の間軒下の陽だまりで管理、5月の初旬には花芽が立ち上がりはじめ70cmほどに伸びました。

          中旬に蕾に色がのり咲き始めました。

似た花の形のホタルブクロは下を向いて咲きますが、これは横向きに咲くので中の美しいしべもよく見えます。

カンパニュラはキキョウ科ホタルブクロ属の園芸品種の総称だそうです。カンパニュラという花はなく、それぞれ風鈴草とかベルフラワーとかアルペンブルーというような名前があり花が違うとのこと、初めて得た知識でした。

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グリーンが爽やか 白万重

薔薇との絡みが良いのでクレマチスを数種植えていましたが、なかなか気難しくうまく育てられません。

今年もキリテカナワが新芽を伸ばしていたのに多分強風が原因で一晩で枯れました。残ったのはロマンティカと白万重だけです。

白万重は冬に葉を落とすことなく咲きはしませんでしたが蕾を持ちました。暖地では常緑ということも聞きますので温暖化でこの辺りも暖地となったのでしょうか。

蕾が見え始めたのはもう一ヶ月も前のことです。

時間をかけて少しづつほころび始めました。名前のごとく白なのですが、純白ではなく全体にグリーンがかかっていて爽やかで透明感があります。

テッセンから改良されたので茎が細くて冬季は枯れてしまったのかと心配しますし、日当たりを好むけれど根元は直射日光から保護するなど私にとって取り扱いは難題です。

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虹の花 ジャーマンアイリス

数年前球根を入れたジャーマンアイリスが今年4種類の花をつけました。

当時品種見計らいで5品種購入しましたが、最初の植え場所が良くなかったのかうまく育ちませんでした。その後植え替えて昨年は2輪咲き今年はやっと4種類です。

シックな濃い紫の花は単色ですが一番大きく立派です。香りも一番強いように感じます。

複色の花はより華やかに見えます。

ジャーマンアイリスはアイリスの仲間では最も華やかで品種が多いそうです。日本の菖蒲の仲間と思う所為か青とか紫のイメージがありますのでピンク系の花を見たときには驚きがありました。

なんという優しい色合いなのでしょうか。多湿を嫌うというのにちょっと条件の悪い場所でごめんなさい。

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伸びました カノコユリ 

植えて3年目のカノコユリはどんどん伸びて150cmは優に超えました。

ここのカノコユリは2本ですが、蕾の数にびっくりです。

隣のカサブランカは別の場所のものと合わせて7球入れて何とかまともに花をつけたのは3本でした。アブラムシがつきやすくて、一度つくと葉や蕾が萎れたようになり万事休すです。

カノコユリも虫がつきやすいと聞きますが、うちのは恐ろしく逞しくて空に向かってグングンです。

隣のカサブランカはこんなふうです。

その優雅さと香りで庭を豪華に飾りたくて毎年飽きずに球根を入れていますが、うまくいきません。

下の写真はニッコウキスゲとして知り合いからいただいたものです。次から次に咲くので1ヶ月以上楽しめます。

その方は十数年前に亡くなりましたが、花の時季になるとその方の面影が浮んできます。

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華やかヒラヒラ 甘い微香も

昨年咲いたのとは別種のジャーマンアイリスの花が咲きました。

ジャーマンアイリスは虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、非常に多くの品種があります。ヨーロッパに野生する自然交雑種ゲルマニカをもとにして、ほかのいくつかの原種も取り入れて交配育成が行われた系統です。ビアデッドアイリス(ヒゲアイリス)の類に含まれ、花弁のつけ根の近くにブラシのように毛が密生しているのが特徴です。(NHKみんなの趣味の園芸)

鮮やかななす紺の花弁が風で揺れている姿は優雅です。

その特徴であるというブラシのようなものが見えます。

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