ちょっとだけスロバキア プラチスラバ

スロバキアは九州より少し広い面積の小国で1000年もの間ハンガリー帝国の支配下に置かれ、第一次世界大戦後オーストリアハンガリー帝国からチェコと合併するかたちで独立しました。その後、1989年のビロード革命による共産党政権崩壊を経て、1993年にチェコスロバキアから分離独立し現在に至るそうです。

首都プラチスラバの観光ポイント、プラチスラバ城は「ひっくり返したテーブル」にたとえられ至ってシンプルです。

18世紀にマリアテレジアの居城となり改装されましたが19世紀に火災にあってその後改修復元されたということです。場内に残された井戸は深くて吸い込まれそうです。どういう謂れがあるのかは聞き逃しました・・・。

以前城壁に囲まれ4つの門からの出入りだけでしたが、その門の3つはマリアテレジアによって取り除かれて今残る門はミハイル門だけです。

市内の道路にはユニークな像がいくつもあり、観光客が人だかりを作っています。

これは「チュミル像」と名づけられています。チュミルとはスロバキア語で「覗く」という意味ですって。

何かのイベントらしく街を歩く民族衣装の少年少女です。

旧市庁舎の塔が見えます。

Travel,2017/06 ハンガリー・オーストリア・チェコ このページの一番上へ

コメント

  • anneさん、こんにちは。

    毎日、暑いですね。
    こういう時は、家にこもって涼しい部屋でanneさんの旅行記を読むのが楽しみです。 なかなか海外旅行はできないので、憧れとともに 過去の記事も楽しんでいます。

    チェコスロバキアの首都はプラハと、学生時代は一生懸命に暗記しましたが、歴史は変わっていくんですね。

    プラチスラバ城は、ヨーロッパのお城の様な独特の装飾もなくて、本当にシンプルですね。「ひっくりかえしたテーブル」の呼び名に、なるほど!と思いました。 井戸は、何だか恐ろしいですね。

    覗きの像は、何かユーモラスですね。

    今回も楽しかったです。

  • アンさん こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    毎日暑い日が続いていましたが、今日は曇り空で時々小雨が降り一息ついています。

    チェコスロバキアがチェコとスロバキアに分かれたことは知ってはいましたが、プラチスラバという地名を聞くのは初めてでした。
    中欧はもちろん地続きで抗争も激しく、パプスブルグ家の興隆と大きく関わっているようです。頭の固くなった私の理解を超えます。
    プラチスラバ城の歴史は古いとのことですが、増築や改修を重ね現在の外観になったそうです。とても古城とは思えませんよね。
    街中の銅像は作者も不明でどういう意図で作られたものかもわかりませんでしたが本当にユーモラスです。その辺が観光客に受けているのでしょう。

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