1000年前の右手のミイラが 聖イシュトバーン大聖堂

ブダペストはドナウ川によってブダ地区とペスト地区に分かれています。

ペスト地区のホテルの周辺を散策。

このハンガリー語KEDVES・・・は「親愛なる訪問者」という意味らしいです。

日本でもお馴染みの花たちですが、湿気の少ない気候のお陰で虫も病気もなく健やかな姿です。

ブダ地区に王宮があり、その敷地内にある「漁夫の砦」を訪れました。砦といっても実際に砦として使われたのではなく、ドナウ川で漁をする漁師たちが王宮などの警護をしていたことからそう呼ばれるようになったそうです。

隣接する「マーチャーシュ教会」はかのエリザベートの夫オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフがハンガリー王を兼務することになった時の戴冠式が行われた場所でもあり、世界遺産になっています。

暑さの中朝から沢山の観光客で賑やかでした。

ペスト地区に戻り、「聖イシュトバーン大聖堂」に向かいます。

ネオルネッサンス様式と新古典主義様式が融合した建物でブダペストでは最も高い建物だということです。質素な感じの外観と比較すると内部は豪華です。

ここに、ハンガリー初代国王イシュトバーン1世の右手のミイラが展示されていると聞いて興味津々です。ありました!拳を握った状態です。

発見された右腕をマリアテレジアがここに安置したといわれています。1000年前の人のミイラがこういう状態で保存されているのは・・・?と思いますが、イシュトバーン王はキリスト教の保護に努め死後「聖人」に列せられ、その右腕は聖遺物とされています。信じるものは救われるということでしょうか。不信心の私は救われることはありません。

 

Travel,2017/06 ハンガリー・オーストリア・チェコ このページの一番上へ

コメント

  • anneさん、こんにちは。

    先日から、この記事に何度もコメントをしましたが、反映されず心配でした。 今日は届きますように!

    ブタペストが2つに分かれているのは、5年前に初めて娘から聞きました。 anneさんとほぼ同じコースを訪れたようです。

    ホテル周辺は、お花が綺麗ですね。 バラが特に綺麗でお写真の撮り方がとても素敵です。

    漁夫の砦は、確かに頑強なイメージの砦とは違いますね。
    驚いたのは、1000年前のミイラ、実際にご覧になってどうでしょうか? 信心深い人にとっては、右腕を目の前にしたら、もう大感動でしょうね。
    聖イシュトバーン大聖堂の中は、本当に美しいですね。
    ヨーロッパの教会は、歴史の重みもあり、建築様式も立派ですね。

  • アンさん こんばんは。
    コメントありがとうございます。反映されなかったとのこと、お手数をおかけして申し訳ありませんでした。PCのほんの一部の機能しか理解していないわたしには訳がわかりません・・・。
    お嬢さんからいろいろ情報を得ていらっしゃるのに、私の拙い旅行記を読んでくださって感謝です。
    1000年前のイシュトバーンの右手・・・ミイラは湿気の少ない気候で保存されると言う私の曖昧な知識から、この環境で保存できるものかどうかとかちょっと眉唾の気持ちでした。拳を軽く握った右手は黒っぽく妙にリアルでした。教会を訪れる信者にとってはその真贋を追求することよりも、聖人の聖遺物が残されていることの方が重要なのでしょう。そういう世界なのだと思いました。

コメントをどうぞ

次のタグが使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

トラックバックURL

当サイトのURLを含まないトラックバックはスパムと見なします。