ベルゲン急行に乗って
オスロ~ベルゲンを結びヨーロッパ屈指の景勝を誇るベルゲン急行に乗る日です。始発の列車6:35オスロ発に乗ります。こういう時は駅近くのホテルをとっておいてよかったと思います。
オスロ~ベルゲン間は471、2km、次第に高度を上げながら走るその沿線は森や湖そして氷河フィヨルドと変化に富み、居ながらにして自然の美しさを満喫できるといいます。
30分も走ると車窓には美しい風景が広がってきました。
高度が上がるにつれて進行方向左手には氷河が作り出した湖が続きます。波一つなく満々と水をたたえた深い藍色の水面は、背面に雪を頂いた山と共に素晴らしい風景を作り出しています。
ここはベルゲン急行でのHighestStation標高1222mのフィンセ駅です。夏でも残雪があり、ここから望めるハダンゲル氷河は1876mの高所にあるそうです。停車時間15分に乗客はみな列車を降りて景観を楽しんでいます。もちろん私達も。
次の停車駅はミュルダールです。ここはソグネフィヨルドへ降りていくフロム鉄道への乗換駅です。停車時間は30分もあったでしょうか。何のための停車かわかりませんでしたが、ホームに降りて山の空気を吸い込みました。
ベルゲン着14:25、8時間の行程でした。予習はしていき楽しみにしていましたがそれを上回る美しい風景を味わうことができて大満足でした。

2009/07/16 (木) 9:46 AM
洗われるような綺麗な景色ですね。空気も随分澄んでいたでしょうね。
旅の後半は晴れ間が出てきて良かったですね。
めくるめく絶景を鉄道の車窓から眺める旅って、わくわくしますね。
お写真を拝見しながら、北イタリアのティラノから乗ったベルニナ鉄道を思い出されてしまいました。
そんなに標高の高い場所でもないのに、夏でも残雪があるなんて、さすが北欧ですね。
ダーリンとこんな絶景を見られたら、きっとウィスキーでもチビチビやってしまいそうです。(^0^;
2009/07/16 (木) 3:27 PM
anneさん、こんにちは。
素敵な景色にため息ばかりです。
テレビの世界の車窓をみているようです。
紺碧というのはまさにこのことなのでしょうね。
澄み渡った空気が伝わってくるようです。
ますます、行きたくなりました。
素敵なanneさんのレポートにますます、憧れが募ってきました。
ひょっとしたら、PEIより先に行きそうな感じになりました。
2009/07/18 (土) 12:07 AM
うさぎさん コメントありがとうございます。
旅行中のお天気はその楽しさを左右する重要な要素になりますね。ベルゲン急行利用のこの日お天気に恵まれたことを神様に感謝です。
日本にも高い山はありますが、鉄道の座席に座ったまま山の稜線を歩くようなこの気分はなかなか味わえません。ウィスキーを飲まなくても十分酔えますよ。写真では澄んだ空気の匂いを伝えられずに残念です。
ベルニナ急行はベルゲン急行と同じく有名な山岳鉄道ですよね。私も是非乗ってみたいものと思っています。
2009/07/18 (土) 12:27 AM
アンさん コメントありがとうございます。
「世界の車窓から」は楽しいですね、私も好きな番組です。
このベルゲン急行の旅はケーブルTVの1時間の旅番組で偶々2度見ました。その時印象に残ったのはフィンセ駅のシーンと、この後レポートするフロム鉄道のショースの滝のシーンでした。
TVをみていてるだけでも楽しかったですが、実際自分の足でその場に立ってみると感激も一入です。
空と雪と水の色の美しさが今も目に浮かびます。