現地6日目 世界のマイセンへ(ピルニッツ泊)
前日の夕方期待の古城ホテルに辿り着き、疲れた体に鞭打ってピルニッチ宮殿の庭やエルベ川のほとりを散策しつつ周辺偵察。前日に立てた計画通りに行動開始。
マイセンへは船便もあるが時間がかかるので列車を利用、対岸へはフェリーで渡る。矢切の渡しくらいの川幅にフェリーとは大げさな。車5~6台は乗れそうなのでやっぱりフェリーか。お客が来たら「おーい、船が出るぞー」みたいな運航。乗船約5分。
対岸からはバスで最寄の駅へ。ドレスデン経由マイセンへ。駅からエルベの橋を渡り旧市街へ15分歩いてマイセン磁器工場へ。近代的な大きな建物で観光客が多い。日本語のガイドを借り、20人位のグループで工場見学。ジャパニーズは我々のほかに中年の夫婦が一組。製造工程に従って工場内を周っていく。観光客向けの作業をする職人がいて手を動かしながら説明してくれる。絵付けの行程ではおなじみの絵柄もあり、何だかうれしい。
ここは公営のためか品質保持のためかB級品の販売はない。実はそれを期待していたのでがっかり。貧乏旅行者としては破格の大枚を投じて小さい絵皿を購入。この薔薇も一筆一筆あの職人が描いたと思えば愛着が湧くでしょう。
ピルニッツに戻ると土曜日の為か宮殿の庭を散策する人の姿があった。夕食は予約したホテルのディナーを。二人ともこの時のために準備した正装?でテーブルにつきいただいたのでした。