ドラマチックな命名 ダム・ドゥ・シュノンソー
フランスのロワール渓谷に多くの古城があります。その中に、16世紀に築かれて以来城主が全て女性だったいう古城があります。アンリ二世が愛人ディアーヌ・ド・ポアチエに贈ったこの城を、彼の死後正妻カトリーヌ・ド・メディシスが彼女から取り上げたという、大変人間臭いお話が伝えられているシュノンソー城。
「シュノンソー城の貴婦人」という名のこの薔薇、貴婦人達が身に着けていたシルクの風合いを感じさせます。 夏の花だからか色は思ったよりも薄いながら、香りは濃厚で秋の花を期待させます。